森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト始まる!今年で7年目

こんにちは。天海 和美です。

「森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト」を5月27日、28日に開催しました。今年で7年目を迎えました。

今年は志向を変えて「森について五感で感じること」を中心にしましたが、私たちが森を守ることで生態系にどんな影響があるのか?を学ぶためにまずは「釧路湿原野生動物保護センター」に行ってきました。

いつもはタンチョウを中心に見てきましたが今回はワシオオワシ、オジロワシやシマフクロウと言った猛禽類について学びました。

これほシマフクロウの赤ちゃんが木の洞で育っているところなのですが(模型)かなりの巨木出ないとこんなに大きな洞は出来ません。

もりの木が無くなってきたことでシマフクロウは繁殖できずに絶滅の一途を辿っています。

この写真はきのほらが無くなってしまったために人工の洞に似せた巣箱です。

私も山奥の人が入らないような国有林とかに設置されている巣箱を見たことはありますがシマフクロウには気に入ってもらえていないようでした。

こうして近くで見るとなるほどわかる気がします。

私は運良くシマフクロウさんたちに何度も遭遇しています。

シマフクロウさんはアイヌの髪さまでコタンコロカムイといって家を守るカムイです。集落の入り口とかに木彫りで祀っていたようです。

こちらはオオワシのの模型。すごい巨大でした。あまりの大きさにみんなで感動!

でもこんな大きな巣を作るにはやはり大きな太い木が無いと酢も作れないですね。

翌日は釧路湿原へトレッキングに行って遠くにですが本物のオオワシの巣を見ました。すごい感激!

こうして専門的な知識を得てから釧路湿原の本物を見に行くと感動も大きくなりますね。

こちらは野生動物が事故に遭って瀕死の状態の時にその場ですぐに手術ができるように購入された救急車。

ここの野生動物保護センターには猛禽類研究所というのがあってそこに獣医師の斎藤先生がいます。

私は斎藤先生とお向かいさんなので車のことを話していたら。

この救急車は斎藤さんが滝川クリステルさんと講演会をして寄付を募って購入したそうです。

因みにこの救急車はトイファクトリーというキャンピングカーのビルダーなのですが、社長が岐阜から野生動物保護センターまできてくれたそうです。

それにしても自分で救急車をオーダーして作ってもらうなんて凄すぎます。

そんなマニアックなことを話しながら今年の「森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト」は始まりました。

今回はいつもより「お楽しみ」の内容が多かったです(笑)

明日に続きます。