美味しくて癒され健康にも良い魔法の食べ物を常備する・災害にも役立ちます

こんにちは。天海 和美です。

今日は防災対策の備蓄食品で常温で保存可能なものをご紹介します。

先日の記事では簡単に作って食べられる料理をご紹介しました。今日はさらに簡単に!蓋を開けたらすぐに食べられるもの。

常備菜として常に備蓄しておいたら忙しい時、体調が悪くて食事が作れない時、台風や吹雪いている時、大地震で被災した時(したくないですが)や単にめんどくさくて料理たくない時もすぐに食べられます。しかも余分な保存料、着色料、甘味料なども入っていません。

非常食としてインスタント麺や缶詰などを備蓄している方も多いと思いますが、長期になるとそうしたものを毎日食べるのは辛くなりますよね。

普段自分が食べているもの、美味しいもの、大好きなものを常温で長期保存しておけたらこんな良いことはないと思うのです。

私は常温で長期保存するためにはどうしたら良いのか?とあれこれ調べたり、実験してきました。

今は自分で料理したものを瓶詰めにして長期保存するというのが1番のお気に入りです。本当すごい種類の実験をしています。
今日ご紹介するのはその内の1割くらい。

別に料理はなんでも良いのですが。
保存食に大切なのは「塩分、糖分、酸味」のいずれかがあること。
つまり塩漬け、砂糖漬け、酢漬けは長期保存可能なのです。それと発酵食品ですがこれはまた別の機会に。

これはホタテのアヒージョを瓶詰めにしました。漁師の友人からたくさんホタテを買って一年分作ります。なぜなら今しか獲れないから。

こちらはちょっとマニアックなのですが帆立貝の卵の煮物。北海道以外の方は食材として手に入りにくいと思いますが。タラの煮物、ニシンの甘露煮です。どちらも塩味は濃いめにしてあります。それは長期保存のためです。

塩味にしておくと後で和食、洋食どちらにも使えます。

人参のマリネとか白花豆の煮物とか野菜類もたくさん作ってあります。

他にも色んな瓶詰めを作って実験中です。

瓶詰めにしておくためには食中毒に気をつけなければなりません。ボツリヌス菌が繁殖していたりすると大変だからです。

菌自体は殺菌可能なのですがボツリヌス菌の芽胞になると煮沸消毒では死なないのです。アメリカでは肉や魚を瓶詰めにする時の国の基準がありますが日本の厚生労働省では特に基準は無いようです。

なので私はアメリカの国の基準にのっとってやっています。日本国内ではその辺りはどうなのかなぁ、、、と思いますが。

そもそも日本では家庭で瓶詰めとかあまりしないからかも知れません。アメリカでは秋になるとスーパーで瓶詰め用の瓶がたくさん売られています。自分たちで収穫したもので瓶詰めを作るからだと思うのですが。

ロシアでも夏の間に採れた野菜を瓶詰めにして冬を越すために保存するようです。ヨーロッパでもよくやっているようです。

最初の写真の瓶はWECKの瓶でこれは何度でも使い回しできるので大量に買いました。ゴムは毎回使い捨てですが真空になります。

あとはアメリカから保存用の瓶を何度もお取り寄せして使っています。蓋だけ交換すれば何度でも使えるからです。

ちょっと手間もお金も掛かるのでなかなかお薦めしづらいですが、エコの面からはかなりリーズナブルに繰り返し使えます。

非常用備蓄だけでなく日頃から常備菜として瓶詰めにしておくと料理が面倒な時とかも役に立ちます。

自分のお気に入りの料理を常温保存しておいていつでも食べられるのは本当に便利です。

興味のある方は是非やってみてください。(自己責任で)

*ビンは日本ではWECKが手に入りやすいです。普段使いも出来るし便利ですよ。