災害時に備える非常食の簡単にできます・これさえあれば生き延びられます

こんにちは。天海 和美です。

今日は大地震、台風などの災害時に簡単に食べられる非常食についてです。(昨日の記事『大地震に備えよう・簡単に食べられるもの』はこちら)

よく非常食というと缶詰のカンパンなどが有名ですが1回は良いとしても毎食カンパンは辛すぎると思うのです。

それで今日は主食となる「ごはん」についてです。主食は主に糖質なので食べたらすぐにエネルギーとなるものです。糖質制限とかダイエット系の食品をよく見かけますが災害時は効率良くエネルギーを取ることの方が大事です。

特に冬の時期は寒さに対抗しなければならないので食べ物を食べることで自分の身体を温めて生存を維持できます。

そんな時に無理なくエネルギーを取ることで心も体も元気になります。

災害時にアルファ米が良いと聞いたことはありますか?実はアルファ米って山の携帯食としてアウトドア用品店などでは昔から売られていました。

アルミの袋に入っていて軽量でお湯を掛けるだけで食べられるご飯のことです。

私はアルファ米を災害用の備蓄としていくつか常備してきました。幸いなことに災害にならなかったので賞味期限が来ると家で食べていました。

このアルファ米はちゃんとパッケージされていてすぐに食べられるのですがそこそこのお値段がします。

私が買っていたのは下記のアルファ米で飽きないように色んな味が付いています。

アルファ米(非常食・保存食)   5年保存可能です。

これも良いのですが自分で作れないかな?と思って数年前から使っています。

元々アルファ米って私の知る限りでは戦国時代から既に日本にありました。もしかしたらもっと昔からあったのかも知れません。少なくとも弥生時代以降はあった可能性があります。

昔は旅に出たり、戦さに行く時の携帯食としてこのアルファ米を持って行ったそうです。名前は「干し米」(ほしいい、ほしまい)と言います。

ご飯を炊いて天日で干してカラカラに乾燥させたものです。だから家でも簡単に作れます。

そして作るなら今が最適な時期です。冬なので乾燥しているからすぐにできます。逆に夏や梅雨時は天日乾燥以前に腐敗やカビに気をつけなからばならないのでその場合はハードドライヤーという食品乾燥機を使うことをお勧めします。

【アルファ米・干し米作り方】

1.普通にご飯を炊く。

2.炊いたご飯をなるべく早く細かい目のザルに載せる。ザルがプラスチックだと乾きにくいのでステンレスの目の細かいのがお勧めです。目が細かくないとお米が乾燥して小さくなってザルからこぼれたりします。

3.乾燥させる時はザルの上に日本手拭いやサラシなど風の通りやすい布を掛けてゴミが入らないようにする。

4.ヒーターなどそばに置いたりサーキュレーターや扇風機などで風を当てると乾きやすいです。私はヒーターの前にゴミがかからないようにして置いていますが夕飯のご飯をすぐにザルに入れると朝にはもうアルファ米になっています。カリカリした感じ。

5.よく乾燥しているのを確認したら乾燥剤と共に湿気が来ないように保存する。湿気が来てカビさせなければ20年くらい保存可能とも言われています。

そんなに20年も保存せずに時々食べて新しいものと交換することをお勧めしますが。

これを食べる時はお湯を掛けるだけでご飯になります。簡単でしょ?

ご飯の柔らかさは好みがあるので自分で実験してみて程よいお湯加減を見つけてください。

お湯を多くしたら白粥になりますし、そこにトマトソースを入れればリゾットに。

白ごはんは飽きないのでカンパンを食べ続けるよりは美味しくて元気出ると思います。そして安価です。10年保存可能のカンパンとかありますが結構なお値段しますしそもそも美味しくないのでどうかなと。

耐熱の袋にお湯を入れても出来ますが。

もしあればフードジャーとか保温ボトルとか水筒みたいので作ると上手くいきます。

私は実験的にフードジャーにお湯を入れて白飯にして食べました。

災害時だけで無く、家に帰宅するのが遅くなりご飯を炊くのに時間がかかる場合はアルファ米があるとすぐにご飯が作れます。(私は写真にある土鍋でご飯を炊くので時間が掛かります。炊飯ジャーは持っていないので)

そうそう、ちなみに炊飯ジャーや電子レンジ以外でご飯の炊き方できますか?

災害時のサバイバルで大事なのはこういうのもあるかと思いますね。炊飯ジャーとか電子レンジ調理が出来なくてもご飯を作ることができるって、当たり前のようですが生き延びるスキルでもありますね。

普段はガスとかIHだったとしてももしかすると災害時は外で焚き火をしてご飯を炊くとか料理を作るってことはあり得ますからね。(キャンプとかやってみて練習すると良いですよ)

道路が寸断して孤立状態で災害の状況も把握されず、物資も届かず何日も、、、なんてことは現に起きています。

だから1週間は自分たちだけで生き延びる方法を考えて置いた方が良いと思います。

田舎の人は生き延びる可能性が高いですね。水も食べ物も都会よりはあるので。

都会に暮らしている人は更に非常時に備えて備蓄が必要ですよね。特に飲み水。近くに湧水とかないし。

というわけで今日は誰でも簡単にできる災害時の備蓄のご飯の作り方でした。

非常時用の備蓄食品は家族の人数分✖️3食✖️7日分は用意して置いてくださいね。

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