東日本大震災で変化した人生・100倍楽しく未来を創造しよう

こんにちは。天海 和美です。

今日は3月11日 東日本大震災から丸10年、長いようであっという間でした。

あの日、私は東京町田のオフィスでお昼にセッションを終えて、そこから電車で新宿へ向かう予定でした。

セッションが予定より少し長引いたのとお昼ご飯を食べてメールのお返事を書いたりして出掛けようと思っていたのですが。

事務仕事がなかなか終わらず時間を過ごしていました。

そして14時48分、地震が起こりました。永遠とも思えるほど長い強い揺れに感じました。

これはただ事ではないと感じると共に、地球の終わりか?と思うほどの人生で初めての感覚でした。

私のところは震度5強くらいでしたがうちから直線距離で2キロくらいの所の家が倒壊して1階部分が潰れ、2階から人が飛び降りて逃げたと後に本人から聞きました。

地域のテレビの受信アンテナが壊れて、テレビが入らなかったので、当時のガラケーに付いていたワンセグでニュースを見て驚きました。

津波の映像でした。

そしてその映像の一つは私が夢の中で見た映像と同じでした。

夢の中で大きな津波が起きていて海の水なのに真っ黒い水でそれがロール状に押し寄せて来て。

船が橋桁にぶつかったり、海辺の旅館を飲み込んだりするのですが。

それを見ている私は安全で大丈夫だったり、、、、。

その頃はよく津波の夢を見ていました。

実はその2年前にアメリカのアリゾナ州のセドナにクライアントさんたちと行ったのです。

10名くらいなのですが、ネイティブアメリカンのスエットロッジをした時にそのセレモニーの中で私を含め3〜4人の人たちが地震のビジョンを見ていました。

でもその時はまさかこんなことが起きるだなんて誰も予想していませんでした。

とにかくあの東日本大震災で世の中は変わり、私自身も変わりました。

一番大きかったのは当時、江ノ島の真前の海の前にあった湘南オフィスを北海道の釧路に移転させたことです。

それまでは東京の町田市の駅前と湘南オフィスの2つでしたが、もうどうせ人間はいつか死ぬんだから、しかもそれは明日かも知れないし、100歳かも知れないし。

だったら生きているうちにやりたいことをやろうと思った時、湘南オフィスを北海道に移転させ私が二拠点生活をすることでした。

でもそれを決めるまでは震災から1ヶ月はかかりましたね。い

飛行機を使えば東京から釧路なんて飛行機でたったの1時間半です。私は自宅から湘南オフィスまで車で平均して1時間半、渋滞の時は3時間掛かっていました。(東京の車の渋滞は田舎ではあり得ないものです)

そう思うと東京ー釧路間そんなに不便ではないなと。

ちょうどその頃、友だちになった女性はセドナからロス・アンジェルスまで毎月飛行機で3時間乗って通って仕事していました。それを見たら私の方がずっと楽でしたね。

でも私はその頃、大学の講義を毎週2回受け持っていて、、、、。

学生をほったらかして急に辞めるなんて無責任なことは言えないから飛行機で北海道から毎週通っていました。

もちろん体力的にもフラフラでお金も掛かって大変でした。

だけど、あの震災をきっかけに怖いもの無しというか腹が据わりましたね。

「命に限りがある」ということを実感できました。

私はその年のお正月、まだ地震が起こる前ですが「オーロラを見に行きたい」って突然思ったんです。

だけどお金がすごく掛かるし、子どもの学費もあるしとか色々言い訳して「いつか行ってみたいな」くらいに抑えていました。

でもあの震災がきっかけで「私はオーロラを見にいかなければならない。私はみんなの為にオーロラを見にいかなければ」って決断したのもその頃でした。不思議ですがそう思ったんです。

そうやって決めた瞬間にチャンスは訪れ次の年から毎年オーロラに行けるようになりました。

私の北海道への移住先は実は第一志望ではなく、仮住まいとして釧路にしたのですが。

理想の土地は農地法などで農業者以外は買えなかったりとかあり、未だに買えていないのです。

でもたくさんの友だちができたり、畑を借りてオーガニックの野菜やハーブを作るようになってもう6年目になります。

森を作るための「森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト」の植林活動も今年で5年目になります。

この10年で随分と変化したなぁ、、、って思っています。

その前の10年に比べたら私の人生は100倍位楽しくなった気がします(笑)

理由は、、、、

本当にやりたいことを実行できるようになったから。

前もやっていたけど使命感とかと違って、楽しいことを実行するので同じやりたいことでも目的が違うかな。

さて、これからの10年は今よりももっと楽しい10年になった!といつか振り返って回想したいと思います。

あなたも楽しいハッピーな10年を創造してくださいね。