今、地球にとって大切なこと

こんにちは。天海和美です。

また緊急事態宣言が長引いてしまうと発表がありましたね。

それで落ち込んでいる人が多いと感じました。私は別なことで凹んでいますが、、、。

5月29日、30日に”森の子どもたちのマザーツリーになるプロジェクト”を行う予定です。

このプロジェクトは今年で5年目になる森づくりの活動です。

今、地球上は様々な問題がありますがその根本とも言えるのが「気候変動による異常気象」です。←ややいきなりですが(汗)

この気候変動を落ち着かせて安定した地球環境にして私たちや全ての生きとし生けるものたちが安定的に生きていくためには「森」が重要な意味を持ちます。

森のないところには実は雨は降らないのです。

雨が降らなければそれを大地に水を貯めて地下に水脈として貯めたり、川に流したりすることもできません。

川に水が無くなると私たちも水を飲むこともお風呂に入ることもできません。

さらに農作物を作ることもできなくなるのです。

そうなると食糧不足や餓死、、、ということにもなります。

実際、一昨年の干ばつでオーストラリアでは草もなくなり、家畜が水も飲めなくて次々と死んでいきました。

小麦も大豆も枯れてしまい、全ての輸出はストップし、日本の畜産は大打撃を受けました。

牛豚鶏の餌の95%は輸入だからです。海外での気候変動での影響はそのまま日本の食糧に影響します。

身近な話ですと毎日の食費が大幅に値上がりしてしまうということです。値上がりだけならいいですが食べられなくなる日も来るかも知れません。

そのくらい深刻なのです。何しろ日本の食料自給率は39%を切っていますから。

そして今はウッドショックという現象が起きています。木が不足していて高騰しています。

コロナ禍でアメリカなどで都会から田舎の環境のいいところに引っ越す人たちが増えて、別荘地のようなところに家をたくさん建てているそうです。

建てても建てても売れまくり、供給が間に合わなくて、木が足りなくなってしまい、日本に輸出する分はなくなり全部アメリカ国内で消費されているそうです。

そして船で輸送するのにコンテナもコロナ禍で足りなくなってしまい、他国からも輸入できないしコンテナを世界中で奪い合っているそうです。

そんなわけで今、日本では住宅もビルも建てられない状況に追い込まれています。これホント深刻なのです。

で、どうなっているかというと国内の木を切りまくっています。

毎年、毎年北海道でも禿山が増えていくのですが最近はそれがとても多くなりました。

(道路の側は木を残し、奥のハゲ山が見えないように隠している)

大手の企業もこぞって木を買いに北海道に押し寄せているそうです。

先日も釧路湿原のコッタロ湿原に行ったら向かい側の山が大規模に削られて木が皆伐されてはげ山になっていました。

湿原は周辺の山にある森から水を得ているので森が無くなると湿原も乾いてしまいます。

そうなると生態系が壊れてしまいますし、タンチョウも生息できなくなります。

パワーショベルが爆音を響かせながら山を削っているのを見たら、、、、、何だか虚しくなりました。

今、一番大事なのは森の作ることなのに、、、って。

気候変動は地球が今までのいろんなものを元に戻そうともがいているからなので。

過剰に開発され過ぎて壊れてしまったものを元に戻すとしている力、、、。

でも人間がそこに気づいて地球への負荷を減らして調和するようにしていくと気候変動も落ち着いていくのです。

だから私たちが本当は気づかなければならないし、気づいただけではダメで、、、、。

行動を起こさなければならないのです。

もう地球はずっとレッドカードを出し続けているから。

コロナウィルスだってその人ににしか過ぎなくて。

私たちが気がついて意識を変えて地球と調和した生き方にしなければ、これからもいろんな「変異」や「かつてない、、、」「想定外の出来事」が起こり続けるでしょう。

それはもう多くの人々が気づいている。

一人一人が意識と行動を変えてことしか解決策はないと思う。

誰かに命令されて、、、ではなくて、まずは自分から。

そんな和歌でまずは自分はどうしたいのか?考えて、自分でできることを見つけて行動しましょう。