人生に起こる出来事の意味

こんにちは。天海 和美です。

今日は「すべてのことは愛の中で行われている」ということについて。

えっ?何ですって?世の中こんなに大変なことだらけじゃないか?と思われるかもしれません。

しかし、すべてにスピリチュアルな意味があります。

例えば奥さんに男ができて家出される、夫が婚外恋愛している。または平穏な生活を送ってきたのに夫に好きな女性ができて突然離婚を切り出される。

どれも衝撃的な話でまさか自分の身にそんなことが起こるとは思っても見なかった、、、、、。
私はなんて不幸なんだろう!!どうして私ばっかりこんな目に合うのだろう?

こんなはずじゃなかった!こんな相手と結婚した自分が不幸だ!悪いのは相手だ!絶対に許せない!と思うのが人情なんです。

混乱したり、動揺したり、悲しんだり、苦しんだり、怒ったり、恨んだり、憎んだり、、、。
そういう状況になるのは、当然だと思います。

しかし、ここに実は大きな意味があります。

物事が起こるにはすべて意味があります。

すべては次は進むためのプロセス、その人にとって最善のことが起きているのです。それを信じられるかどうかで人生の意味が違ってくると思います。

どうしてこんな悲しくて苦しくて泣き叫ぶほどのことが、最善のことだっていうんだ!!って怒るかも知れませんね。でも、本当にそうなんです。

すべての出来事には創造主の愛に満ちた宇宙の計画があります。

だから起きていることは自分にとって最善であるということを信じて感謝に値するということなんです。

この宇宙は新しい創造が絶え間なく行われています。

新しい創造がされているということは、その反対に不必要なものは「破壊」が起こっているわけです。

たとえば古くなったビルは危険だからそれを取り壊して、更地にして新しいビルを建設するわけです。つまり死と再生。それが繰り返されているのがこの宇宙です。

自分の身の回りに起きたことは次へのステップのために起こっている途中経過にすぎません。

人間は生まれてくる前に次はどんなことを経験したいか、大体の計画表を作ってきます。

ある時光の世界にいる魂が「人間ってどうして憎んだり、怒ったりするの?怒るってどういうこと?今度は難易度の高い挑戦をしたいなぁ~、。

ゆるしについて学びたいな~。絶対成功して見せるぞ!」と意気込むわけです。

その時、憎しみや怒りを与えてくれる存在が必要になってきます。そうでなければ「ゆるし」ということを学ぶことはできないから。

で、、、、「じゃぁ、君の人生に僕がその役を引き受けてあげるよ。」と憎まれ役を買って出てくれる神聖な魂がいるのです。

つまりあなたの人生で起こってくるいやな出来事、許せない相手はそれをあなたに気づいてもらうためにその神聖な魂が演じてくれているわけです。

あなたがそこで怒り、自分自身を守るために立ち上がり抗議する、自己主張する、断るなどしたらもう2度とそういうことは起こらなくなるかも知れない。

なぜならもうその問題はクリアしたから。

いつも次々と同じようなことを繰り返す場合、まだ問題に気づいていないか、逃げているか?向き合っていない。

だからできるまで出される宿題のようなもの。

例え、奥さんが浮気をして男と逃げてしまう、ということを実は魂の上では同意してきているのです。

また夫が浮気して出て行ったら奥さんはその時は半狂乱ですが、夫に裏切られる、見捨てられるという逆境から自立して、自分の幸せを掴んでいくということに魂の上では同意しています。

ただ、今はまだそのプロセスにあるだけなのです。

みんなそれぞれ形は違っても、進化のための学びをしている途中です。

試練を与えている相手は実は縁があって、その学びの役をやってくれている存在です。

あなたのことを世界で一番愛していてくれる存在たちが、あなたのことを思って引き起こしてくれていることです。

すべては愛の中で行われているんです。

だから自分を信頼して、ありのままを受け入れれば見方も変わり、楽になります。

宇宙は愛に満ちているから。