大地を再生することは私たち自身を癒してくれる・大地再生

こんにちは。天海 和美です。

私は今、大地再生のワークショップに来ています。2日前に家を出発して移動しました。昨日は気温12度で寒かったです。今朝も雨で寒かった。でも、心はとても穏やかで安らぎに満ちています。

大地再生ワークショップで、たくさんのことを学び感じました。あなたも大地のことを知るときっと安らぎを感じると思います。なぜなら普段私たちは大地との繋がりを失って暮らしているから。人工的なものに囲まれてそれが当たり前と思っているから。

今日私が目の当たりにしたのは。

大地の中に空気が通ることでその中の水が流れていく。

水脈は大地の中の毛細血管だ。血管の滞りが無くなるとスムーズに流れるようになり、周辺全体が健康になっていく。

これほ人間だけでなく大地も同じなのだ。蘇った大地にはミミズが戻ってくる。

空気も水も通らない硬い粘土の大地には生き物は微生物すら住めなのだ。全ては空気だった。

高度1万メートルからの大気圧。これが大地に作用して(圧することで)空気の流れを作ってあげればその下の水脈は上からは見えなくで流れる。

大地が蘇ることで全ての植物、微生物、虫たちも健康になる。水が滞ると病気になり、ドブ臭がする。

どうして小川のせせらぎがあんなにいい音がするのか教えてもらった。あの音に癒されるのはそういうことだったのか、、、と納得。


大地は空気と水と繋がり動くことで健康になる。周辺全体の畑だけでなく森も湖も川も海も蘇る。生きとし生きるものたちが豊かに暮らせるようになる。

それを積み重ねている途中の大地を見た。
森を見た、、、沼を見た。
その場所は生命を蘇られていた。


池の水蓮は色鮮やかになり、たくさん数を増やしていた。畑の土は団粒構造になり、ミミズがたくさん戻ってきていた。周りには野鳥たちの声もたくさん聴かれた。

どしゃ降りから強風、みぞれの中レインウェアから冷たさが直に体に伝わってくる。
寒いというより冷たくて怖いくらいの始まりだった。
だけど心はとても清々しくて喜びに満ちていた。みんな泥だらけだしずっと歩きっぱなし、立ちっぱなしで鍬や鎌、ノコギリ、草刈機、チェンソーを持ってずっと作業をしていた。


でもですね、、、。
少しも疲れないの。それどころか喜びで溢れてくる感じ。
なんとも言えない、、、
大地と風と水と空と繋がっていく感じ。

この前、東京に戻った時駅から少し、、ほんの5分くらいのところに歩いていくだけで本当に疲れてへとへとになった。
私は体力が落ちたせいだ、歳のせいだ、車ばかり乗っていて歩かないからだと思い込んでた。

でもそうではなかった。私は普段からいつも山や野を何時間も歩いている。でも疲れないのだ。
私が東京で歩けなかったのはアスファルトやコンクリートに囲まれた自然と切り離された雑踏の中だったからだと気がついた。

今日は8時間以上、立ったままの作業でずっと歩き続けていたのだ。

やはり自然は癒してくれると思いました。

身近な土地を再生することで地域全体が再生していきます。身近なところから再生することで地球全体が健康になっていくと思います。

そんな願いを込めながら今日は大地再生をしました。