アナスタシア農園で大地と野菜に癒される

こんにちは。天海 和美です。

今日は畑のお話です。

私は北海道で自然栽培の野菜を作り始めて今年で7年目なのですが。

今までやっていた畑は地主さんが自分で畑をやりたいからと急遽借りられなくなり今年から新しい畑に移りました。

10年前から有機農法だけでやる貸し農園で小屋付きのまさにダーチャでした。

一切の農薬と化学肥料は使ってはいけない!という厳格なルールがあるので安心して始めました。

昨年までと同じスタイルで友人と自然栽培で育てていました。

しかし、ケールやハープはほとんど大きくならず、、、、不作(涙)

昨年までダメだったビーツとかサニーレタスとかは良く育っています。

地主さんは牛糞の肥料を入れるようにと言いましたが私は入れませんでした。

周りの人たちはすごいたくさん牛糞を入れていて私たちの農作物とは桁外れに成長して収穫していました。

地主さんは私たちの栽培法では作物は育たないと言いました。土に力が無いから牛糞や鶏糞などの肥料を入れることが前提だから自然栽培でやっても栄養がいかないから育たないよと。

土づくりしないと土に力が無いからダメだと言われました。

私が昨年までやっていた畑は元はおじいさんが畑をやっていたけれどその後ずっと耕作放棄地になって10年くらいしてから私たちが借りたので。

毎年雑草がボーボーに生えていたのでそれが肥料となっていた畑でした。

なので栽培と並行しながら土づくりをしています。

今年は雨が少なくて春から夏にかけてはなかなか生育しませんでしたね〜。やっぱり雨って大事だなぁ、、、って思いました。

芽が出ていたものは乾燥でかなり死んでしまいました(涙)

それでも力強く生き残ってしっかりと育ってくれた野菜たちは本当に可愛くてもう感謝でいっぱいです。

今年は枝豆が立派に育ってくれました。

根っこには根粒菌たちがたくさんついていて、これが土を良くしてくれるやつね〜!!って感動していました。

早速帰ってすぐに茹でたら、、、。

えっ、枝豆ってこんな味だった?皮がもっと硬くなかった?とまるで違う食べ物のようでした。

なんとも言えない甘さがあって皮がついていないような感じで柔らかいのです。

それからケールちゃん。こちらは昨年までと違って生育はあまり良くなくて、、、貴重なので今まで食べていませんでした。

ケールちゃんは昨年の株を冬の間ずっとサンルームで凍らないように育ててアブラムシだらけになったので毎日手で取って戦い続け遂に私はアブラムシに勝利して今年はたくさん種を採りました。

2年草なので昨年の苗が今年、花を咲かせて種になるのです。

なので来年の分はたくさんあるから気持ち的には余裕ですね。

帰ってすぐにケールちゃんも食べました。

バクチャーを使って米ぬかで堆肥を作りました。1週間も掛からずに堆肥が出来るし失敗無しです。

それでも堆肥にしてから畑に巻く時間が取れなくて1週間くらい畑に放置したままだったので腐っているかなーー?と思っていたのですが。

今日、見てみたら甘酒というか日本酒みたいな良い香りに発酵していました。

バクチャー、改めてすごいわ。

このバクチャー堆肥の作り方はFacebookで動画で教えていますからよかったら見てください。

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